道具・機材

高圧洗浄機のハウクリ導入について (ケルヒャーK2)

今回はハウスクリーニングにおける高圧洗浄機の導入について考えていきたいと思います。
高圧洗浄機は各メーカーから沢山のモデルが出ていますが、今回はケルヒャーK2クラシックプラスK2CPについてご紹介致します。

ケルヒャーK2クラシックプラスK2CPとは

今回この高圧洗浄機の導入を考えた一番のポイントとしては非常にコンパクトであるというところです。毎日の作業なので持ち運びに楽な方が良いですよね。それではまずこのK2クラシックのスペックを見ていきましょう。

スペック

サイズ:24.3×46.2×17.1cm
本体重量:3.9Kg
電源:100V 50-60Hz
保証期間:1年
付属品:高圧ホース(5m) トリガーガン(留め具付き)1個 バリオスプレーランス1本 洗浄剤タンク1個 本体側カップリング
原産国:中国
洗浄剤タンク:0.5L

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メリットについて

この高圧洗浄機をハウスクリーニングで使用したときのメリットポイントを
ご紹介致します。

メリット

  1. 価格が安い
  2. コンパクトで軽い
  3. 業務用エアコン洗浄用にカスタム可能
  4. ブラッシング作業が減るから楽になる
  5. 単純に楽しい

①価格が安い

K2クラシックの価格は1万円ほど。1万円であれば買いだと思います。ケルヒャーの中でも一番安いモデルです。

②コンパクトで軽い

K2は非常にコンパクトで軽いのが特徴です。ここが最大のメリットと言っても過言ではありません。コンパクトなので持ち運びやすく、重さもエアコン洗浄高圧機よりも軽いのでストレスが無く、その手軽さが「高圧をちょと持っていこうかな」という気持ちにさせてくれます。

③業務用エアコン洗浄用にカスタム

K2に対応したエアコン洗浄用のパーツが販売されています。購入してカスタムすることで業務用のエアコン洗浄にも対応できます。また、K2クラシックは自吸用ホースを別途購入することで、水道直結できない場合でも対応できます。

④ブラッシング作業が減るから楽になる

これはK2に限らず高圧全般に言えることですが、アジテーションではなくて「水圧」で汚れを取っていきますので、その動作が減り、楽になります。また入隅や細かな部分の汚れも高圧は適しており、当たれば落ちますので、全体的にキレイに仕上がります。この辺もメリットポイントですね。

⑤単純に楽しい

毎日アジテーションに頼っている中で高圧を導入すると単純に楽しいです。汚れを取るアプローチが一つ増えるので、ハウスクリーニング自体のおもしろさがワンランク上がります。

 

 

デメリット

  1. 少しうるさい
  2. ノズルがちょっと長い
  3. 水が跳ねる
  4. 汚れの落ち具合に課題あり

①少しうるさい

コンパクトなのですがそれなりに音が出ます。朝10時頃から夕方くらいまでの時間帯で使用した方が良さそうです。また、消音ボックスなどを自作し対策するのも良いと思います。

②ノズルが長い

どの高圧もそうなのですが、基本野外用なので、それをハウス内で使用するとなると少し長く感じます。手元の作業が多いですからね。メリットでお伝えした専用のエアコン洗浄ノズルに変更しての作業の方が良さそうです。

③水が跳ねる

どの高圧でもそうなのですが、水が跳ねます。ベランダが柵壁で水がアウトするような物件は下の階の洗濯物などに汚水が跳ねる可能性がありますので、控えた方が良さそうです。
また、その水跳ねをダンプレートなどで防げば使用できると思います。要は使いようですね。 窓ガラス・サッシも当ててますが、上手く当てればさほど水跳ねしません。

④汚れの落ち具合に課題あり

コンパクトなので少しパワー不足のようです。アジテーションでは簡単に落ちた汚れも、汚れの種類や、対象物の表面の状況によっては少し残ります。対策としては洗剤を効かせ、ある程度時間を置いて洗浄すると効果があります。

ハウクリで使えそうな箇所は?

  1. 窓ガラス・サッシ・網戸・雨戸
  2. ベランダ
  3. お風呂
  4. パーツ部品関係
  5. エアコン(エアコン専用ノズルに切り替えて圧を絞る)

 気をつけるポイント

  • ベランダの水漏れ・水跳ね
  • ジョイント部分の水漏れ
  • 換気扇への使用は避ける
  • エアコン洗浄は圧が強すぎるので圧を絞れる専用のガンをつけてならOK

高圧をハウクリで使う場合の一番の注意点は「水漏れ」ですね。
・バルコニー、特にコーポタイプの2階などは大事を取って使わないほうが良いでしょう。
・お風呂の換気扇や照明なども当てないようにしましょう。過去に換気扇を打って壊したり、水が換気扇からアウトして下の階に水漏れしたという情報がありました。
・エアコンも使用する場合は圧が絞れるかですね。専用のノズルで、手元で圧が調整出来れば、使用しても良いとは思いますが、本体付属のガンで高圧のまま打つと確実に壊れると思いますのでやらないようにしましょう。