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窓そうじの仕上げは「さらし木綿」がベスト

今回は窓ガラスや鏡をキレイに仕上げる方法について解説します。ちょっとした細かい知識がお部屋のキレイさに繋がりますので是非お試しください。

なぜ「さらし」が拭きあげに良いのか?

さらし木綿の特性を活かす

さらしは一昔前までは家のなかで様々な用途で使われていました。最近の掃除で使うタオルの定番といえばマイクロファイバータオルですが、すぐ吸水率が悪くなったり、拭いたときに小さな繊維が表面に残ったりとデメリットもあります。 その点さらしは特性を保ったまま何度でも繰り返し洗って使うことができ、手触りも良く吸水性・乾燥性も優れています。拭いたときに毛が付着することもありません。

掃除に使うと良いさらし木綿の種類は?

おそうじに適したおすすめのさらし木綿は「ドビー織の赤ちゃん布オムツ」です。
吸水性が抜群に良くてトビー織の凹凸が汚れを吸着しキレイに拭き取ることができます。

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おそうじさらし木綿の使い方

キレイに仕上げるコツ

タオル1つの使い方をとっても必ず最適なポイントがあります。
ポイントを押さえて上手く使うことでキレイに仕上げることができます。

購入したさらし木綿は一度洗濯する

購入後のさらしは水分の吸収率が良くないので一度洗濯をします。柔軟剤を使うと吸収率が下がるので水洗いで大丈夫です。一度洗うことで繊維1本1本に水が行き渡り、吸いが良くなります。

基本的には乾拭きに使う

汚れを取り除くのにはあまり向いていません。水分を限界まで含んでしまったさらしは汚れを吸収しづらくなります。汚れを浮かすための水拭きタオルはマイクロファイバーがベストです。

水分を含みすぎたら使わず天日干し

乾拭きしていくとさらしはどんどん吸水していき、ある一定の吸水量になると乾拭きとしての効果が落ちてしまいます。拭いたときに少しでも水気が残る様でしたら、天日干しをして新しいものに交換しましょう。さらし木綿は速乾性に優れているので、風通しが良い場所に干しておくと30分ほどで乾きます。

汚れてきたら漂白除菌できる

さらし木綿は漂白除菌処理をしてもその特性は保たれます。マイクロファイバーだと繊維が
ダメージを受けて吸収率が悪くなってしまいます。メンテナンス性という点においてもさらし木綿は非常に優れています。

漂白除菌は塩素系、酸素系のどちらもOK

白物さらし木綿は塩素系漂白剤も使えます。よくあるのがキッチンの布巾を塩素漂白することがあります。塩素漂白除菌をする場合、温度が高いお湯で漂白剤を希釈すると塩素が抜けて効果が下がります。基本的には常温でつけ置きしましょう。

道具を使わない窓ガラスの清掃の方法

ここからは窓ガラスのおそうじ方法をご紹介します。

バケツの水10Lに対して大さじ1の中性洗剤を入れる

窓ガラス・サッシの基本的な汚れは中性洗剤を使って汚れを浮かしていきます。

マイクロファイバーに先ほどの洗剤水を多めに含ませて擦る

多めの水分をマイクロファイバーにしみ込ませた状態で窓ガラスを洗車するように擦っていきます。

マイクロファイバーを固く絞って拭き上げる

ガラスの水気を取り除くような感覚で拭き上げます。

仕上げにさらし木綿で拭き上げる

水拭きした後少し乾燥させ、乾ききる手前あたりのポイントになったら、さらしで乾拭きします。水の跡もキレイに拭き取ることができます。

まとめ

 

さらし木綿はプロも乾拭き用として意図的に使う道具です。キレイを追求していく中でこれが一番良いと広まって多くのプロが利用しています。みなさまも是非ご自宅のおそうじの際に使ってみてください。